続・ひとり暮らしを楽しむ日記

平和で自由に生きる、ゆるミニマリスト

心の風邪を引いた時

今日は午後からオフィス勤務。

昨日の雪の影響で家から出られないと思っていたけど、全然大丈夫だった。やはり地下鉄とオフィスは空いていた。

本日のデスクランチ&おやつ

  • おにぎり(玄米・塩・海苔)
  • 手作りココア蒸しパン

本日の夜のおやつ

  • 胡麻煎餅
  • ブラックコーヒー(激薄)

黒っぽい食べ物多いな…

朝は具沢山スープだけ。こんなんじゃ体重落ちてしまう。でもあまりお腹が空かない。プロテインバーを食べて、またお腹が空いたら食べればいいかな。無理して食べない。食べる物や量は自分の身体の声を聞いて判断する。

 

7年以上前、当時勤めていた職場で適応障害になったことがある。

外資の大手企業に運良く中途入社し、慣れない環境で頑張っていた。その業界内では誰もが知っているグローバル企業で、そこで働く私を羨ましいと言ってくださる方もいた。

しかし、社内は結構ギスギスしていた。同じ部署に複数のチームがあり、チーム間の仲が悪かった。今振り返ると、私はいつも緊張した状態でお仕事をしていたと思う。

3年経った頃、当時42歳の私は、引き続き前向きにお仕事をし、周りと仲良くし、自己啓発にも励んでいた。お仕事も評価され、そのまま定年まで働きたいと思っていた。そうなるものと信じていた。

ある朝、エレベーターで同僚とバッタリ会い、ドアが閉まった途端、泣き崩れてしまった。自分でも驚いた。1番の決め手は、前日同じチームのリーダーから

「◯◯と話す時は会話を録音しておいて。パワハラの証拠になるから」

と言われたこと。夜、Amazonボイスレコーダーを探していた時、私は一体何をしているのだろう?と途方に暮れてしまった。どうしてもポチれなかった。

それからいろいろあり、会社の紹介で心療内科のドクターに診ていただいた。ドクターからは、

適応障害だね。その部署からは直ぐに離れなさい。離れれば治るから。あなた鬱じゃないよ、投薬治療も必要ない。でも環境を変えないと治らないよ。」

と言われ、少しお休みをいただいた。その後、オフィスに復帰したものの、何ひとつ状況が変わっていないことに危機感を抱き、退職を決意した。海外にいる上司や海外オフィスのコンプライアンスパワハラ等の問題を調査する部署)から強い引き留めがあったけれど、気持ちは変わらなかった。

全てを失った気分だった。

その後、派遣で採用のお仕事の紹介をいただき、全く新しい環境で何事もなかったように働き始めた。

またオフィスに通勤し、フルタイムでお仕事出来ている自分… 奇跡に思えた。

1年ほど勤務した後、現在の会社に正社員として転職し、今年7年目に入った。

ちなみに、私が辞めた後、私と同じチームだったメンバーがその問題の同僚からパワハラを受けたと訴えを起こした。残念ながらその人物にはこれと言った処分がなく、私のチームメンバーは傷病休暇に入り、数年前病気で亡くなった。

いろいろあったけど、今の職場は同僚も上司もお仕事内容もこれまでで1番良い。そして1番長く続いている。

でも、そうならない可能性もあった。

今でも、激務の時はギリギリの精神状態になる。話を聞くと同僚もギリギリだったりする。みんな大変。

だからこそ、常に以下のことを念頭におくようにしている。お仕事だけでなくプライベートも。

  • 自分の限界を超えないよう意識する
  • 自分は自分が思っているほど強くないと自覚する
  • 自分を傷つける人や状況からは全力で逃げる
  • 今ある地位や幸せ(と思えるもの)に執着しない

あとは、最低いくらあれば生活出来るかを常に意識している。低コストで楽しく生きていける自分に気付ければもう無敵。

私は、FIREやサイドFIREを早くしたいというタイプではないのだけど、それがいつでも出来る自分だったら、あの時のように自分を追い込む事はなかったのかな、と時々思う。

複数社でHRを経験し、心の風邪を引いてしまう従業員をたくさん見てきた。自分も引いた。だから同じ状況の人には無理をして欲しくないし、頑張らなくても大丈夫だよと伝えておきたい。